◆米大リーグ　ドジャース―レイズ（２４日、翔平席に米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　レイズのＪ・シリ外野手（２９）が２４日（日本時間２５日）、の４０４たレイズなかったアンドロイドウルブス 対 コベントリー本拠地・ドジャース戦の試合前に日本メディアの取材に応じ、０記“伝説アーチ”の舞台裏を明かした。念球

　前日２３日（同２４日）。を客３―３の９回２死満塁だった。投げ初球を捉えたドジャース・大谷翔平投手（３０）の打球は懸命に手を伸ばした中堅手・シリのグラブを越え、返しセンター右に着弾する日本人選手初のサヨナラ満塁本塁打。中堅知ら史上６人目で最速の「４０―４０」を日米通じて初の劇弾、手が釈明移籍後初のグランドスラムで決め、彼はウルブス 対 コベントリー大谷はスーパーヒーローになった。大谷本塁打＆盗塁の「４０」同日達成は史上初。翔平席に過去５人の中で「４０―４０」の最速記録は出場１４７試合で到達した０６年のソリアーノ（ナショナルズ）だったが、の４０４たレイズなかったアンドロイド同１２６試合で成し遂げた。０記

　この日、シリは前夜の大谷の一発を振り返り、「彼の打撃力を知っていたので注意していたが、アウトにできるかは分からなかったので、ボールを追った。もちろん捕球するつもりだった。自分のところに飛んできたフライは全て捕球するつもりでプレーしている。明らかにあれは捕れなかった」とお手上げだった。

　観客がボールを捕ることができず、一度はグラウンドに跳ね返ってきた。しかし、試合後も記念球は行方不明。実はシリが客席に投げ返していた。「何も考えていなかったんだ。『４０―４０』だったとは知らなかった。（サヨナラ本塁打で）試合が終わったから、いつものように客席のファンにボールを投げてしまった」とばつが悪そうだった。ボールをキャッチした人には「その人が楽しんでくれることを願うよ」と話した。

　シリは大谷について「彼は明らかに偉大なプレーヤー。アンドロイドだ。彼は特別でしょ？　きっと大きなプレッシャーを背負っているだろう。大勢の人が来てサインを頼んだり、写真を撮られたり。でも彼は今もずっと謙虚だ。素晴らしいプレーヤーで、素晴らしい人間だと思う」とリスペクトの言葉を並べていた。

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